そのキツイ口臭…実は腸が原因かも!?
どんなに歯磨きをしても、ガムを噛んでみても「口臭が気になる…」というあなた。その原因は、もしかすると腸にあるかもしれません。
“口臭”と“腸”の意外なカンケイをご紹介します!
<なぜ腸が関係しているの?!>
腸内には、ご存知の通り善玉菌と悪玉菌が存在しています。善玉菌が優勢の状態でバランスがとれていれば問題ありませんが、悪玉菌が優勢になってしまうと…口臭がキツくなってしまうのです。
というのも、悪玉菌が腸内で有毒ガス(アンモニア、メチルメルカプタン)を発生させるから。このガスが血液と一緒に全身を巡り、肺に入ることで口臭となって出てくるのです。(それが、汗として出た場合は体臭となります)
つまり口臭の原因は“口内”ではなく“腸内”にあったのです!
<どんな臭いがする?>
腸が原因となっている口臭は、「大便」「おなら」「腐った卵」のような臭いがすると言われています。想像しただけでもキツイですよね…。
さらに便が腸内に長く滞在すればするほど、腐敗が進み悪臭成分がより多く発生することに。
<どうしたら口臭を治せるの?>
口臭の原因が腸にある場合は、腸内環境を整えることが大切です。具体的には、“善玉菌を増やす”ことですね!
「ぬか漬け」「納豆」「キムチ」「味噌」「海藻」「豆類」などを積極的に食べることで、善玉菌を増やすことができます。また一般的に、ヨーグルトが良いと言われていますが、食べ過ぎるとかえって悪玉菌を増やすことになります。過剰摂取には気を付けましょう。
<やっぱり日本人には和食が1番?!>
昔に比べて便秘症の人が増えている背景には、食生活の大きな変化があると考えられます。“食の欧米化”ですね。
脂質やタンパク質の多い洋食より、やっぱり私たち日本人には「米」「豆類」「芋類」などを中心とした和食が合っているといいます。(和食を意識した食生活は、日本人に急増している大腸ガンの予防にもつながります)
<たった2週間で腸内環境は変えられる?!>
私たちの腸内環境は、食生活を見直すだけでも十分変えることができます。
ラーメンやパスタも美味しいですが、口臭を改善したいあなたは今日から2週間和食に切り替えてみてはいかがでしょうか?
腸をキレイな状態にして、爽やかな息を取り戻しましょう!