ポッコリお腹の原因「腸下垂」って何??
「お腹がポッコリ出ている…」というあなた、もしかすると腸下垂が原因かもしれません。
腸下垂の原因と改善法を知って、スッキリお腹を取り戻しませんか?
<腸下垂って何?>
腸下垂とは、腸が本来あるべき位置より下がってしまっている状態のこと。腸自体の筋肉や腹筋が低下することによって、腸下垂になりやすくなります。(ちなみに、胃下垂は胃が本来あるべき位置より下がってしまっている状態のことですね)
ポッコリお腹の原因は、一般的にはお腹に溜まったガスや便秘、皮下脂肪などと考えられることが多いですが、腸下垂の可能性もあるので疑ってみましょう。
<腸下垂のまま放っておくと、どうなるの?!>
1、 頑固な便秘に
下がった腸に便が溜まりやすく、便秘になりやすくなります。下剤や整腸剤では効かないほど頑固な便秘に悩まされる可能性も…!
2、 太る
腸の働きが鈍くなり、代謝が落ちるので太りやすくなるでしょう。さらに、下腹には腸をはじめ子宮や膀胱など大事な器官が集まっているので、冷えると守ろうとする機能が働き脂肪がつきやすい状態に。
3、 冷える
血流が悪くなって体を冷やす原因にもなります。“冷えは万病のもと”と言われる通り、放っておくと様々な不調が出てくる可能性があります。
<腸下垂を治す方法は?>
「逆立ちをする」
家の壁などを使って、逆立ちをしましょう。(足を高く上げるだけでもOK!)
下がった腸が正常な位置に戻るよう促すと同時に、良い刺激となって便やガスが排出されやすくなります。腸下垂の改善だけでなく、下半身の血流を良くする効果もあるので一石二鳥ですよ。
「お尻歩きをする」
座った状態で(腕を大きく振りながら)お尻で歩きましょう。家の中で簡単にできるので、入浴後の習慣にすると良いかもしれません。
血行が良くなるので、冷え性や生理痛、生理不順の改善にも効果的!
「腹式呼吸をする」
お腹の膨らみを感じながら鼻からゆっくり息を吸い、お腹の空気をすべて吐き出すイメージで息を吐きましょう。こうした腹式呼吸は、インナーマッスルに働きかけるので効果的です。
「歩く」
ウォーキングは、下半身の筋肉をバランス良く強化してくれるので効果的です。水分をしっかり摂りながら、いつもより少し長めに(できれば30分以上)歩くと良いでしょう。